ここにいるよ!

ここで待ってるから見つけてね!

私の休養日

今日は姑がデイサービスの日で、9時頃にお迎えが来ました。
愛嬌の良い姑は笑顔で挨拶。そこが姑の良いところ、絶対に悪い顔はしません。
車に乗って同乗者の皆さんにも挨拶、つい二日前に会った方にも「お久しぶりね」と声を掛けます。(笑)
出発前にまず手の消毒、熱は起きて間もなくピッピッと額で測ります。
施設に着いてすぐにまた消毒、体温計測、血圧の測定があります。
一日(9時半~4時半ごろまで)どんなことをして過ごすのか、本人が帰ってから聞いてももうすっかり忘れています。
お昼に何を食べたのか、どんなことをしたのかと聞いても何も覚えていません。それでも愛嬌だけは良く、話好きなので認知症だとはなかなか気づかれません。
ただ、話好きだけに何度も何度も同じ話をするので長い時間一緒にいると気付かれます。


今日は、私の休養日なのでゆっくり...と思っていても、普段居る姑の居室を掃除したり洗濯物を見つけて洗濯したり、私が片付けておいたはずの物が移動していたりするので、その作業もありのんびりとは出来ません。
家事や仕事もあってバタバタしています。昼寝だけはたっぷりとれるはずですが、そういうときに限って電話が鳴ったり来客があったりで落ち着きません。


姑のデイの日には身支度も手伝います。
11月末に来た認定調査員の方に、今の季節は「春、夏、秋、冬」の何の季節ですか?と聞かれて「夏」と真顔で答えていました。
見た目では全く普通のお年寄りなのです。ありがたいことに。??



ふと時計を見れば、もう3時、姑は帰ってすぐに夕飯ですから、いつもより早く準備しないといけません。あ~あ、何が休養日なもんですか。

同居が嫌われるのは当然のこと

核家族化が進んで、夫婦二人や独り暮らしが増えてます。都会、田舎に限らず若い世代は自由な暮らしを求めて親子だけで暮らしたいのです。それが出来る時代です。

私は夫の職業柄、同居前提で結婚したので最初から夫の親が居ました。大きな家なので窮屈ではありませんが、当時は夫の弟や妹も居てとても賑やかでした。

賑やかでいいなと思ったのも束の間、昭和ヒトケタ生まれの姑は流石に古い考えの人で、何かと嫁の私に教育しようと頑張るのです。嫁に負けてはいられないと、主導権をがっちり掴んで離すまいと必死だったのでしょう。

そんな姑は世間には山ほど居ました。教育と言う名の嫁いびりがまかり通る時代だったのは私の時代までです。今どきはお嫁さんの方が強くて姑たちが同居を嫌がります。若い時は姑で苦労し、やっと片付いたと思ったら今度はお嫁さんと同居だなんて嫌だわ…ってことなんですね。

私自身、現在も継続中ですから、つくづく濃い腐れ縁だと思っています。あれほど主張の強かった姑も今はおとなしくなって「お母さん、お母さん」と頼ります。いつの間にか主導権は嫁の私に移りました。


私はあなたの「お母さん」じゃありませんよ。娘でもないし、さ〜て、いったい私は誰でしょう?     (笑)

薄情な姉弟

ある日の夕方、息子が来て帰り際に言った。「今日、⚪⚪のお婆ちゃんの命日だよ、忘れてるんじゃない?」

はっとした。「母親の命日なのに忘れちゃダメじゃないか」と言われて血の気が引いた。

この子は私の母が大好きで、母も初孫だった息子を一番可愛がってくれた。お葬式の日は棺に納められた母(祖母)の側で男泣きした息子だった。あれだけ泣かれたら母も本望だろうと内心私は思ったものだ。

私は一卵性親子と言われるほど母親ベッタリの甘えん坊だったが、大人になってからは母に対して冷ややかで批判的な言葉を吐くこともあった。決して仲が悪い訳ではないが自分の方が大人だと思い上がっていたのだ。

情けない。本当に情けない娘だった。過去形ではなく今も情けない薄情者だと自覚している。母の命日を忘れるほど多忙で頭がいっぱいいっぱいなのだと自分に言い訳してることに腹が立った。

その夜、実家の弟に電話した。

なんと、あろうことか弟も忘れていた。姉弟二人して大バカなのである。母もきっと苦笑いしてるだろうな。

芸能人はお金持ち

売れればギャラが跳ね上がりCM、テレビ番組出演、映画、舞台、講演など引っ張りだこで休む間もない売れっ子芸能人は多い。

税金対策なのか、気が大きくなるのか、それとも金持をひけらかしたいのか、人間は金持ちになると謙虚や控え目という言葉を忘れるらしい。一般人にも言えることだけど「見せびらかしたい」欲望が強くなるのかな。

地味イコール貧乏、ダサいという感覚があるのか、安いものや流行遅れに対しても敏感過ぎる人がいる。なんでもはやりに乗る、ブランドに飛び付く人が今は昔より減ったような気がするのは気のせいかな。

それはたとえば、若い人たちの感性で流行を作り出していることがあって、高いものは手が出ないかわりに、若いからこそ似合うスタイルっていうものを「流行り」にしてしまう、それを売る側も計算出来て商売にするという流れが出来た。

若い人が集まらないところが活性化しないのはそういう理屈があるのだと思う。

話しは逸れたけど、売れる芸能人になっても金持ちの「見せびらかし」は真似しないでほしい。金持ちだってことは皆さん分かっているのだから。

昨日も今日も引きこもり

家の中に籠っている状態だけど1日があっという間です。

家事と姑の世話は一日たりとも休めません。しかも我が家は小さいながら会社を経営、私は役員の端くれです。経理全般と来客対応が主な仕事です。

自宅の建物内に事務所として二部屋があり、当然、玄関は別ですが自宅用、会社用に仕切っています。自宅のリビングに居ても事務所のインターホンをとることが出来るので、毎日何度も自宅と事務所を行ったり来たり走り回っています。

これが結構いい運動になるのですが何せ歳なので疲れます。家にいる仕事だから楽でいいじゃない?って言われるけれど、とんでもない!       付録がついてますから。(笑)

家事や仕事中に宅急便や郵便書留など玄関先対応の必要なインターホンがなると、家の何処に居ても急いで対応しなきゃならないので気が休まらないんです。

そんなわけで1日が長いなんて思ったこともありません。買い物だってダッシュです。時々私はどうしてこんなに縛られた生活してるんだろうかって恨み節を夫に愚痴ったりしますが、夫は母親を看て貰ってる都合上、私に頭が上がりません。(笑)

私に弱みを握られてる?夫はもはや操縦士に身を預けたも同然で、義兄弟たちからは遠回しに見捨てられた親ともども私の言いなりなのです。

悲しいかな、私も夫も同じ穴のムジナなのです。

こんな私の目下の楽しみは、やはり孫です。無条件に可愛い孫です。毎週末に会えるのは近くに住んでこそです。コロナ禍で会えない他県に住むお孫さんがいる方たちにご同情申し上げます。

ニュースを見ては一喜一憂しつつ早い終息を願っています。