爺婆の役目
私の子供達は遠くても車で10〜15分のところに住んでいる。近い子は数分という場所。
だから私達夫婦にとっては何かと都合が良い。子供達はどう思っているか分からないが、自分の家族がいるのだからそこは私も夫も付かず離れずの良い関係をと思っている。
自分がそうだったように、若い家族は親に首を突っ込むことはされたくないし、近くに居ようが距離感は必要だと思っている。
こちらから特別な用事が無い限り家に行くことはしない。
そうしたら向こうから来るようになった。近くに居る親が知らんぷりでは気になるとみえて、様子伺いにやって来るのです。
年寄りは暇を持て甘し、子供や孫のことばかり思い出すので、ちょっと行って見ようとか、何してる?なんて電話したりすることがあるかも知れませんね。
でも、私はそれを敢えてしません。
しないようにしてる。
すると、嫁が「たまにはウチにも来ませんか?」なんて言うけど、それでも行かない。(笑)
孫が赤ちゃんだった頃は、子守りや留守番の為に呼ばれましたが、それは必要性があってのことで、今は孫たちも大きくなったので婆は要らないのです。
もう、爺婆の直接的な役目は終わったのです。あとは節目節目に赤い水引の封筒を渡せばいいだけ。(笑)
だって若い家族はいくらあっても足らないじゃないですか。
私達夫婦はもう欲しいものは無いし、あっても大金を使う訳じゃない。
子育て世代はこれから子供に掛かるので、多少は役に立ちたいのです。
… …なんてね。
これは私達年代の誰もが考えていることですね。