ここにいるよ!

ここで待ってるから見つけてね!

愚痴です

認知症の婆さんには困ったものです。

こんな愚痴を書けば、もっと優しくしてあげて…とか、病気なんだから仕方ないとか、決して介護者の気持ちに添った言葉は聞こえて来ません。


今日も私は、五時前に起きて朝食の準備と夫の弁当も作りました。いつもは、夫が家を出たあとに二度寝をします。

二度寝と言っても一時間も寝ませんが、これをしないと調子が悪いのです。

二階の寝室で寝ればいいのですが、すると事務所やリビングのインターフォンが聞こえないので、仕方なくリビングのソファーに横になります。


すると、デイの無い日は暇な婆さんがひっきりなしにリビングに来て、「いま何時?」と聞いて来たり、ついさっき食べたはずの朝食をまた食べようとして茶碗を出しガチャガチャさしています。

「朝ごはん、もう食べたでしよ、まだお昼は早いよ」と注意すると、嫁に叱られたと思うのかプンプンとなります。これ、毎日です。ですよ。



彼岸の入り日に仏壇に供えた「牡丹餅」を、いつの間にか半分食べて、食べ口が見えないように後ろ向きにしていました。

それでも私は何も言いませんでした。言ったところでもう忘れているでしょう。

夫に言ったら「食い気しか残ってないからしょうがない」と言って笑っていました。


仕方ないとは思いつつ、こんな婆さんに付き合う毎日に参っている私なのです。


認知症の介護は軽く見られがちですが、そんな甘いものではありません。

本人は自覚が無いので、家人が寝てようが具合が悪かろうがお構い無しなのです。

誰にも注意されなければ、食べたい時に食べて、寝たい時に寝るという生活になってしまいます。



部屋の掃除、タンスの整理、服の着替え、汚したままのトイレ掃除は何度も。今ではパジャマを着て寝ることは無いです。

着替えは頻繁にさせますが、もう私の方がめんどくさくなって来ました。


食べこぼしはその都度あって、その片付けや拭き掃除、本当にいちいち手がかかります。


施設に入れようかと夫と話すこともありますが、外部の人には軽く見られているので、入れたら私達、特に私が悪者になるのは分かっています。

私が壊れてしまう前に何とかしたいとの気持ちはあってもどうしようもない。

足腰丈夫で内臓もどこも悪いところが無い婆さんは、一見みたところでは認知症と気付かれないのです。

そんな婆さんを施設に?

無理でしょうね。



今日も愚痴でした。(;_;)

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