ここにいるよ!

ここで待ってるから見つけてね!

教訓?

昔、子供が幼稚園のころのこと、園のバスが町内の決まった場所に停まるので、そこに近所の母親たちが送り迎えをしていました。
まだ専業主婦も多い時代でしたが、中には同居するお婆ちゃんが送り迎えをしている家もありました。表向きには嫁と姑が互いに協力し合っての子育てに見えましたが、お嫁さんもお姑さんも陰では双方の悪口というのが同居の定番?みたいなものでした。その多くはお嫁さんは外で働きお姑さんは家で家事と孫を看るという役割分担でしたが、私のように在宅の仕事があり家事も子育ても...という人は周りに居なかったです。


嫁姑の同居なんてそんなものだということは、同居してる人なら暗黙の了解のようですが...。
ある日、いつものように子供を迎えに行く途中で〇〇君のお婆ちゃんと会い、あちらも孫のお迎えだったのです。「こんにちはー」と挨拶した途端に、そのお婆ちゃんはお嫁さんのことを聞きもしないのにベラベラとしゃべりだしました。


家事をしない、遅く帰ってきて一人で夕飯たべると横になって夜中に洗濯してる、学校へ行く子供を送り出すこともしないで寝てる、残業だから遅くなりますと電話が来たけど、あれはウソでホントは友達と遊んで帰るんだ..とか、日曜日はさっさと親子で出かけて家事を丸投げする、....そんなことを延々と聞かされ私は返答に困ったことが何度あったことか。
しかも、そのお嫁さんと私は友達だったので、嫁の耳に入ることを想定して私に話したのか?なんて思ったら、この婆さんずいぶん性格悪いのねー 嫁さんに直接言えないから代わりに私に言ったの?なぁーんて思ったり、こっちも嫁の立場なんだから聞いてて気分悪かったけど、まだ若かった私は「そうなんですかー」なんて白々しい返事しかして無かったと思う。(笑)
友達(お嫁さん)は、友達で留守中に子供を見てもらったりしてるのに姑を良く言わない。
ロクなものを子供に食べさせないとか、休みの日は叩き起こされるとか....。日曜に出かけると嫌な顔をされるとかいろいろ....。


どっちもどっち。


同居ってお互いの粗探しばかりしたら上手くいかないのは当然です。
言いたいことは陰で言わないで堂々と言う。まぁ、これが一番難しいんですけどね。
嫌われたくないという心理は誰にでもあるから、気持ちとは逆のことを言うなんて本当に難しいですよ。姑(嫁)さんと一度も喧嘩したこと無いんですよ。なんていう人いますけど、あれも本当かどうか....(笑)


ただ、ずっと田舎の方に行くと大家族というのが普通にあって、それが当たり前になってる。親子三代が普通に暮らしてる。しかも楽しそうに。
これだけネットやらスマホやら、SNSでも世界が広がってるのに、自分たちの暮らしだけはしっかり守って、使えるものだけを使うというとても堅実な生き方をしている。つまり、流行にはすぐに乗らないということ。
すぐに染まってしまうという都会とは違って、ある意味、ブレーキの掛け方を知っている。若いお嫁さんもお姑さんも、自分のするべきことをちゃんとやっていて、余計なことを「言わない」「しない」...をわきまえている。
自分が自分が..と我を通すことだけが勝者じゃないことを大家族や田舎の暮らしで学んでいる。人を許すこと、責めないこと、そして広い心で認め合うこと.....これは世界中、どこに居ても共通する「共存のあり方」では無いかと.....。



今の時代は、お嫁さんの方が強くなって姑さんたちは小さくなって暮らしてると聞いたけど、本当かどうかは分からない。もしかしたら自分のその時々で自分寄りの考えになってしまうのかも知れないし、年齢的なこともあるでしょう。
自分が若かったころにアレが嫌だった、コレが辛かったという経験をしたなら、次世代には理解を示してあげるとか、老いた母親が嫁に辛く当たられていると感じるなら、母親より義理姉さんを理解してあげよう..と視点を変えることで身内ばかりを贔屓にする見方は変わるはず。
一緒になって悪口三昧では自分自身が幸せを感じられない。
体はとても大切だけど、心はもっと大切。


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夫は昨夜、飲み過ぎて酔っ払い、大声で訳の分からないことを口走っていました。
今朝は別人になって正義の味方←(意味不明)のような顔で出かけて行きました。
昨日のことは、さっぱりきっぱり忘れられて、いい性格してますねー (笑)(^^)/

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