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遠い記憶シリーズ(2)

前回に続いて昔なつかしい洋楽を、思い出とともに綴ります。
今回はTime of  the  season(ふたりのシーズン)です。
イギリスのロックバンドで、69年に全米3位になった曲です。
私が耳にした当時は高校生でした。
初めてレコードを買った記念すべき曲です。


当時は邦楽の方に行く若者も多くて、洋楽を聴くのが趣味の私には話し相手がいませんでした。趣味が違うと共感がないのでつまらない。なので一人でレコードショップに行っては洋楽コーナーに居座っていた変わり者でした。
日本はグループサウンズ全盛で、私は以前に記事にしましたが、ザ.タイガースのジュリーファンでしたから同じファンとつるんで学校をサボった記事が書けましたが、今回のゾンビーズも前記事同様、誰も共有者がいませんでした。
一人で何回もレコードを聴いて、瞑想に入り込むという私独特のやり方で何を夢見ていたのでしょう。



ふたりのシーズン/ゾンビーズ Time of the Season/The Zombies
画像はYouTubeからお借りしました。


今でこそYouTubeで検索すれば続々とヒットしますが、当時は好きな曲の入手経緯はラジオということになります。洋楽と言えばなかなかTVで聴くことはありませんでした。
高校生といえば、小遣いも当時はいくらだったのか記憶にありませんが、高々数千円だったと思います。その中からレコードに向けれる金額はたかが知れています。



好きになると一直線の私は、食べたいものも我慢してレコードを手にしました。
持っていた安いプレーヤーで擦り切れるくらい聴きましたね。
曲の出だしからのドラムとため息、そして、その声にも一発でドキューンでした。


私と同年代で洋楽好きならご存じでしょう。
今聴いてもシビレます。(笑)
その時代に人気があってヒットした曲は思い出と一緒に年齢を重ねても、ふと懐かしさと一緒に自分の思い出まで蘇ります。これが流行った時は何をしていたかなんていうことも思い出せる。まだまだ若くて未来が広がっていて、自分の歳老いた姿なんて想像も出来なかったあの頃、もう二度と戻らない過去だからこそ尊いです。



ーーー今日から姑はショートに行きましたーーー
せめて今日は一日中、自分だけの時間を楽しもうと思います。

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