ここにいるよ!

ここで待ってるから見つけてね!

その後

義母の転倒から早や二週間も過ぎた。
正確には17日経って、だいぶ腰も落ち着いたのだが、転んだショックのためか未だに痛い痛いを連発する。かと思えばケロっと人が変わったように元気になったり、コロコロ変わる言動に振り回されつつ、当然、目はいつも義母を追っている。
困ったのはトイレが頻繁であること(これは今に始まったことではない)、食欲減退で食事を拒否することだ。
何度となく食事を促し、それでも渋るときは私が身をもって口に運んでやるという寝たきり対応になることも何回かあった。
夫は「甘えているのだから厳しくしないとますます困ったことになる」と言うが....。
確かに、食べさせれば食べるのだから甘えかも知れない。
重々承知でやっているのは、義母のためというより自分のためかも知れない。
何かあったときに「あなたは何をしていたの?」と言われるのが一番困る。
だから介護に必死になっているのかも知れない。


現在の義母の様子はこうだ。
トイレは自身で動けるが、食事は傍について見ている(何をどれだけ食べたか要チェック)
薬は私が準備し飲むまで見届ける。湿布は私が毎回準備し貼る。一日三回ほど。
食事中や、食後30分ほどは話し相手になり気が済むまで答えている。
大抵、転んだことも忘れているので同じ問いかけを何度も繰り返す。
昔話はエンドレスに続く。
私はもともとおしゃべりが苦手なので聞き役に徹するのが一番なのだが、聞かれることには返事が必要なわけで、これが繰り返しとなるとかなりしんどい。


腰を痛めてから一日だけデイを休ませたが、週3回の通所は今も続いている。
来月から月一でショートステイを予定している。
私に休みを作るためである。
たった一泊二日だが、それでも少しは気分が変わるだろう。お互いに。
夜になって「家に帰りたい」と言うかも知れないが、私は施設入所の訓練だと思って鬼になる。
夫の他の兄弟は「好きにしてもらって構わないよ」と、義母も私たち夫婦も半ば見放された感じ。やっぱり長男と長男の嫁は不公平感が拭えない。

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